愛についてまた本気で考えてみた
彼氏に
「『愛』ってね、『慈しみ、可愛がるって意味なんだって! だから、私はS(彼氏)を愛してるって言えるよ!」
と言ったところ、
「…俺、『慈しむ』の意味をぼんやりしか知らないから、正確な意味教えて」
「え!? 私もぼんやりしかわかんない」
調べた。
「…目下の者や弱いものを可愛がり、愛情を注ぐこと」(参考:goo辞書)
「…また愛が出てきたね」
「でもSは目下じゃないし、Sにとっても私は目下じゃないよね?」
「そうだねぇ…」
「愛って結局何なんだろ?」
「『可愛がり、愛情を注いで可愛がる』ってことじゃね?」
(『目下のもの』ってワードをスルーしやがった…まあいいや)
「じゃあ可愛がればいいんだ!」
「そうだね」
「S、愛してる!」
「俺も愛してる!」
とお互いの頭をなでなでするだけの時間が始まりました。
超全力で可愛がりました。ちょっと疲れた。
未だに『愛情』の意味がはっきりしないのはもういいや。
つまりは巷に溢れる音楽で
愛してる愛してる連呼してる奴は、相手を格下に見ているという事で。
私が愛の意味を気にし始めたのは、音楽がそもそもの発端でして
バイト先の有線で「♪愛してる、愛してる、フォーエヴァー」などという巫山戯た歌詞の音楽が流れていて、よくもまあ愛という単語をみんな簡単に口に出せるな、と私も彼氏も常々思っていたのです。
なのでその曲を切っ欠けに調べてみた次第です。
対等な関係の時は何て言えば良いんだろう。
そんな新たな疑問を胸に抱きつつ、また明日。