出産しました。毒親にはなりたくないものだ。

 

2015年11月18日、男児を出産しました。

予定日は1/4。15日の朝方に前期破水して、2日間腹に留めてからのお産でした。

正直、超痛かったです!

ずっと付き添って介助してくれた旦那に感謝を…。ほんとありがと。

こんな私が子供に愛情を注げるのか不安で不安でたまりませんでした。*1

でも、いざ生まれてみたら可愛い。猿に酷似しているが、時折見せる人間らしい表情が超可愛い

早産なので保育器に入っている。早く大きくなーれ。

 

で。それはともかく。

子供を産んだ私と、妹1*2が一番恐れていることが、『毒親になってしまう事』。

何故かというと私たちの両親が毒親だからで、連鎖することを非常に恐れている。旦那の両親はまともっぽいのだが。

私の母は過干渉で、多分それが原因で(最早私にも抑々の動機は良くわからなくなっている)家出をするに至ってしまった。当時は死にたくて死にたくて、殺してもらう為に"そういうこと"をしていたのだが、いつの間にか外にいれば楽なのだと気がついてしまった。死ぬ必要は無いと。だけど、私はまだ、自分は両親から逃げたいのだと気付いていなかった。

だから、家出を止めてまともに働こうと決意した時も、父と離婚して彼氏と同棲している母の元に戻ってしまったのだ。妹2人もそちらにいたし。

そこで私は母の異常性に段々と気が付き、母親に対して冷たくなっていってしまう。

こう言うと薄情だと自分でも思うのだが、今まで育ててもらった恩などあまり感じていないし、ぶっちゃけ全然好きじゃない。

でもそうなってしまったのだ。詳しい事情は敢えて語らないけれど。

…それでも、「嫌いだ」と明言したらいけない気がしている。

 

次の世代…つまり私たちの子供に、その微妙な気持ちを連鎖させない為に何が出来るだろうか。

旦那は、私の両親が毒親だと知っている。実際に接した7年間でどんな親なのかをある程度わかっている。だから、変な事をしていたら止めてくれると信じたい…。

 

私が母にされて嫌だった事は、一番古い記憶だと『ぬいぐるみを持ち歩くのを咎められた事』だ。9歳くらいだっただろうか。大きなものではなく、キーチェーンサイズの小さなもので、大事だったから傍に置いて持ち歩きたかったのだ。

「こういうのを持たないで歩けるようになったら良いね」と言われた。余計なお世話だ。

その記憶の影響なのかはわからないが、今でも私は小さなぬいぐるみが手放せない。その上バッグの中身チェックは「重そう。余計な物が入ってそう」という理由で定期的に行われる。もう諦めた。好きにさせている。

 

他にも色々書こうとは思ったが、自分の常識がバグっているのかどうなのかが不安になったのでやめた。

 

ご飯の時間になってしまった。「ちょっと待って」は聞かない母だ。

いってきます。

*1:なので、ブログなども自粛していた

*2:1歳半の男児持ち